今年も暑い夏になった。賛否両論ある中で東京五輪も開催される運びに。いざ始まってみると、選手たちが繰り広げるドラマに熱中したりするのだが。松山英樹がトップ争いする霞ヶ関CCでは、テレビ中継で蝉の鳴き声がやかましかった。ミンミンゼミだったが、近くの公園でも抜け殻と蝉の個体を撮影。LX100はコンデジながらボケ味が楽しめるカメラだ。
天使と紫陽花
東京も梅雨入りして、雨模様の日々。ブース記念病院の角を曲がると、緑の中に濃い桃色の紫陽花が咲き誇っていた。花を愛でつつ通りすぎようとして、花の奥に立つ天使像が目に入った。ピンクのアナベルと天使の翼の対比が印象的。さらに進むと、白いアジサイが重そうに花弁を垂らしていた。柏葉紫陽花という品種であるらしい。その美しさに、しばし見惚れていた。
神明宮の杜若
カキツバタが見たくなって調べてみると、東京では石神井公園の三宝寺池や水元公園が筆頭らしい。あるいは国宝「燕子花図屏風」と庭園の杜若のコラボで有名な根津美術館とか(ただし、こちらは11日まで休園中)。近場で杉並区の阿佐ヶ谷神明宮にもあると知って訪れたのは去年の話で、この時はすでに花が終わっていた。今年こそは逃すまいと思い、連休明けに参拝してみた。幸いなるかな、杜若の花弁を拝見することができた。しかし、まだ走りといったところ。もう少しで咲き乱れる姿が見られそう。
マンホールの蓋展
東京都杉並区が、「交流自治体のマンホールの蓋展」を開催するというので、出かけてみた。場所は区役所1階ロビーと2階の区民ギャラリー(会期は5月1日まで)。写真撮影可能とのこと。杉並区の国内交流自治体は、名寄市(北海道)・南相馬市(福島県)・北塩原村(同)・小千谷市(新潟県)・東吾妻町(群馬県)・忍野村(山梨県)・南伊豆町(静岡県)・青梅市・武蔵野市・小笠原村と多く、複数出品もあるので合計22枚。名寄市の1枚は、アカゲラとカエデ、オオバナノエンレイソウで構成するデザイン。東京都小笠原村のはシンプルにクジラ。なかなかポップな絵柄で楽しい。
水と桜
桜もはや散りつつある。風が吹けば花吹雪になるし、花びらが水面を埋めれば花筏になって、それはそれで美しい。筏とまではいかなくても、水に映る桜は美しさも倍増といった趣かな。梅から桜、そしてもうすぐツツジの季節がやって来る。