火星と土星(夕景)

 今日も好天に恵まれ、南西の空に雲もなくて木星と土星を観測することができた。探し回った末にアイピースを発見。オルソの6mmではなくて9mmだったが。それをセットした結果、土星の環がよりくっきり大きく見えた。しかし倍率が上がると視野の中で星が移動する速度も速いし、ぶれも大きくなる。両方の惑星を一つの視野内で眺めるには倍率が低い方がいいと感じた。今日は早めに準備していたので夕景を撮ることができた。次回は赤道儀でガイドできたらいいのだが。

木星と土星の大接近

 木星と土星が400年ぶりの大接近だという。メディアも騒いでるくらいなのでちょっと煽られてしまった。仕舞い込んでいた天体望遠鏡を組み立て、17時過ぎにセッティング。ターゲットは南西の空だ。21日は木星と土星が肉眼で明らかに分かったが、22日になると土星が見えにくい。しかし、望遠鏡で覗くと美しく見えた。土星の環が明らかに分かる。同視野内に木星、土星が同居しているのは圧巻。それぞれの衛星も確認。すっかり興奮してしまった。実はオルソ6mmのアイピースがどうしても見つからず、やむなくケルナーの22mmを使ったのだ。対物レンズの焦点距離は750mmなので、僅か34倍でしかない。不安だったのだが、十分楽しめた。それにしても、オルソが使えていれば125倍だから木星の縞模様もきれいに見えたに違いない。ちょっと残念。せっかくの機会なのでE-M1 MarkⅢに40-150mmをつけて撮影。1.4倍テレコンの効果で合成焦点距離210mmということは35ミリ換算で420mmになるのだが、さすがに土星の環までは分離できなかった。ついでに月齢7.4の月を撮影。これも美しかった。

月と木星と土星

 接近中の木星と土星が、月齢2.4の細い月とランデブーするというので撮影してみた。ちょっと遅くなってしまって周囲の情景が伝わらないのは残念。肉眼で見た方が美しいと思った・・・。

霜月の雲

 11月も今日で終わり。明日から師走というのだから早いものだ。朝から好天ではあったものの、印象的な雲が西の空に浮かんだ。「基本の雲10種類」という類例があって、それによれば「巻積雲」に該当するように思えた。やがて筋のようなものが入って、迫力を増してきた。E-p5を持ち出してM.ZUIKO 12-40mmの広角側で撮ったのだが、魚眼でも撮りたくなって、準備しているうちに雲の形が変わっていって、やがて消えてしまった。

十三夜の月

 中秋の名月を仰ぎ見た十五夜。それと対をなすのが十三夜で、合わせて「二夜の月」と呼ぶのだという。十三夜は別名「栗名月」といい、どちらか一方の月のみを見ることを「片見月」と呼び、縁起が悪いのだとか。これは新知識だった。晴れ渡った一日で、夕方には新宿の高層ビル群の上に十三夜の月が輝いた。今回はE-M1 MarkⅢと40-150mm F2.8にテレコンをつけて撮影。前回同様、多重露出も実行。