広角と望遠で撮る桜

 早くも満開に近い、フライング気味の桜。光がいい感じで当たっていたので、広角と望遠で狙ってみた。広角はE-1とZuiko Dital 8mm Fisheyeにx1.4テレコン、望遠はE-5と50-200mm F2.8-3.5という組み合わせ。広角で広い空を入れ込み、望遠で圧縮効果を演出。

CP+ オリンパスブース

 「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」と銘打って、毎年開催されているCP+だが、会場のパシフィコ横浜に通わなかった年がないほど精勤状態。カメラ好きにとっても、メーカーその他関係者にとってもお祭りのようなものかな。各社ブースでは最新機種を展示してアピールするのに余念がない。オリンパスは新発売の「PEN E-PL9」をプッシュしているのだが、同社のブースで目立っていたのがエイジングを施すなどして個性的に仕上げたPENやOM-Dシリーズだ。スチームパンクというスタイルを適用して映画「ブレードランナー」のイメージで仕上げたともいう。遊び心満載で楽しめる展示だった。

梅が満開

 雪が降ったり、霜柱が立ったりしていたけれど、氷点下の震える朝もなくなってきた。今年の冬は本当に寒くて、何年ぶりだろうか足先や耳に霜焼けができてしまった。それでも外界には春の気配が漂っていて、庭先の梅が満開になっている。被写体があったら撮影する、記録しておくのが基本。ブログに投稿して記事にしておけば何年かたって読み直し、振り返ったりもできる。これがなかなか楽しい。今回はE-1を持ち出してみる。レンズは50mm F2マクロ。柔らかい日光が当たっていたので、逆光気味に撮ってみた。

霜柱

 東京地方の気温は今日も氷点下を記録。湿り気を帯びた土壌があれば、当然のように霜柱が見られる。小学生の頃に霜柱を踏んでつぶしながら歩いたことを思い出す。そういえば「霜柱」を英語で何というのだろうと思って調べてみた。すると [needle ice, ice column, ice filament, frost column, frost pillar, ice pillar] など続々出てきた。個人的には “ice pillar” が好みだったりする。暦の上では立春を過ぎたけれど、北陸は大雪だし、例年になく寒いし、まだまだ一波乱あるかも知れない。

皆既月食

 31日の皆既月食は、東京地方は雲が多いという悲観的な予報が出ていた。しかし、夜になって次第に晴れ間が覗き、蝕開始の20時48分には東南の空にスーパームーンの月が輝いていた。写真撮影には願ってもない被写体とあってカメラを持ち出す。今回はOLYMPUS E-5の出番だ。輝度が高すぎるターゲットでも、光学ファインダーが確実にフォローしてくれる。50-200mm F2.8-3.5をつけて手持ちで撮影。手ブレ補正が強力に効くので三脚なしで乗り切ることができた。