桃の花を見に甲斐路をたどる旅。今年は開花が早くて山梨市あたりではすっかり終わっていた。新府桃源郷では摘花・落花も始まっていたけれど、標高があるのでかろうじて撮影することができた。ここから眺める鳳凰三山は圧巻。オベリスクもきれいに見えている。ちょっとポイントをずらすと中央本線を走る列車越しに八ヶ岳を拝むこともできる。桃源郷という名に恥じない名所といえる。
西新夕景
2月に福岡を旅した時の記録。西新商店街をデジタルのほかに銀塩カメラでも撮っていたのだけれど、現像が上がって来たのでフィルムをスキャンしてみた。フィルムではよほど撮りたいものしか撮らないので使い切るのに時間がかかってしまう。フィルムはネオパン400PRESTOでカメラはOLYMPUS OM-2SPに28mm f2.8をつけて。夕方ながらPRESTOのラチチュードの広さに救われた感。
花筏
東京の桜も満開を過ぎて、花吹雪が見られるようになった。花吹雪もいいけれど、水辺に落ちた花びらが漂う花筏も風情があるものだ。ちょうど阿佐ヶ谷方面に用事があったので、ついでに和田堀公園から善福寺川まで足を伸ばしてみた。水鳥と桜の花びらを眺めるのも楽しい。
野鳥と桜
東京の桜は満開。花の間から野鳥の鳴き声が聞こえる。ヒヨドリの場合が多いが、稀に「ホーホケキョ」なんて美しい声も。望遠レンズを抱えて飛び出してみても、なかなか捉えられない。声有れど形なしなのだ。ウグイスは隠れるのが上手だ。
弥生台駅の桜
桜も満開だけれど、どこで撮影しようかとしばし悩む。ひさびさに鉄道と桜という構図がいいかな。小湊鉄道やいすみ鉄道、大井川鐵道などが思い浮かぶが、今年は近郊私鉄路線から相模鉄道を選択。相鉄沿線で桜といえば弥生台駅が有名。副都心線と東急東横線が直通になって、時短になったのを確認する目的もあって。渋谷駅はスルーだが副都心線は混んでいた。横浜駅で相鉄線に乗り換える。沿線では桜咲き誇っている。二俣川に接近すると、ホームに7000系電車が入線していた!3編成しかない古い電車だからレア・アイテムだ。さっそくこれを撮ってからいずみ野線の車両で弥生台へ。駅周辺は桜並木に囲まれて、なるほど美しい。ベンチなどはなく只眺めるだけだが、高い地点から俯瞰して電車を撮影できる。この駅でも7000系を撮影することが出来た。来年もこの風景を楽しめるだろうか?