雨模様の日々が続いている。「東京地方が梅雨入り」の報は届かないけれど、今日も雨。台風2号が前線を押し上げているらしい。この季節、目を楽しませてくれるのが紫陽花。街なかでふと出逢うと思わず撮影している。ある庭では水盤にあじさいが浮かんでいた。花手水(はなちょうず)と言うらしい。なかなか気が利いている。
散る桜
曇り空の下で見る桜もいまひとつなので、晴天を待って撮り直し。しかし桜はもうだいぶ散っているのだった。散る桜も、それはそれで美しい。
禅寺の桜
万寿山松応寺の紅梅が桜に一変。しかもすでに散り初めなのだった。まだ十日ほどなのに。隣の普明山西照寺も曹洞宗の寺院。ここの桜もそこそこ美しい。曇り空なのが残念。
カルガモと桜
東京の桜も満開を迎えた。杉並蚕糸の森公園に寄ってみると、水辺の岩の上でカルガモが寛いでいる。「これはシャッターチャンス!」というので、持ってきたLX100で撮影。背景はソメイヨシノだけれど、白っぽく写るのが残念。ほんのり淡い桜の色を出すのは難しい・・・。
コブシ・ストリート
青梅街道の五日市街道入口の交差点から、高円寺駅へ南北に走る通りには辛夷の街路樹が植えられていて、この時期に白い花が咲く。靖国神社の桜の標本木が五、六輪開花して、東京地方に開花が告げられる頃には、辛夷の花はピークを迎えている。あっという間に散るから見頃は短いが、青空に映えて美しい。