特別展示「Dr.コトー診療所」

 横浜の日本大通りにある放送ライブラリーで、テレビ放送開始70年企画 特別展示「Dr.コトー診療所」という企画展示をやっているという話を聞きつけ、横浜での用を済ませた後に足を伸ばしてみた。8Fの展示ホールの一角がコトー関連のアイテムで占められている。志木那診療所のセットや屋上に掲揚された旗のほか、自転車や衣装など盛り沢山の内容だった。

神田古本まつり2022

 3年ぶりに神田古本まつりが開催されるというので、土曜日に出撃。JRお茶ノ水駅の聖橋口を出て、丸善とニコライ堂の間の道を歩き、だらだら坂を下っていく。駿河台下の三省堂書店本店は工事中で、仮店舗で営業中とのことで小川町の方に向かう。仮店舗だけにちょっと狭い店内で気になる本のチェックを済ませ、靖国通りを反対側に渡って行列している先を見ると、信州や上越のスキー場のリフト券を半額で売っているのだった。この日は「神田スポーツ祭り」を開催中。駿河台下に戻って、古書店街の露天棚を見て歩くが、ものすごい人出で本の背もよく見えないほど。好天だし、週末というので混雑はやむをえない。神保町から専大前交差点近くまで歩いて戻る。神田古書センター裏ではカレー店ボンディ入店待ちの行列。聞くと1時間40分待ちとか。呆れて踵を返し、神保町交差点からすずらん通りに入る。ここで各出版社が特設ブースを出していて、概ね半額くらいで書籍を販売中。棚ズレだか返本扱いだか知らないが、いわゆる古本ではない。ここで国書刊行会のブースに首を突っ込んで、鏡花コレクション2と3を手にとって悩んでいると、ふと折口信夫の「初稿・死者の書」が目に止まる。定価3400円が1000円だという。これは、と思って即購入。いい買い物ができたし心も軽く帰途についた。

LX100で苔を撮る

 ここ数年「苔ブーム」が来ているようで、テラリウムにはまる人も多い。「コケ活」なんてイミフな用語まで使われている。そこまで熱中してはいないが、カメラの被写体を探すうちに意外なところに苔が生えているのに気づいた。ジメジメした所にはそれなりに自生しているものだ。しかし、汚いのは論外であるし、それなりに絵になるものを撮りたい。今回のターゲットとしたのは都内某図書館の敷地内と、杉並区蚕糸の森公園の池にある岩に生えている苔。そこそこ楽しめるレベルかな。

端午の節句

 5月5日は「こどもの日」でもあり、「端午の節句」でもある。近ごろでは祝日でも国旗を掲げる家庭は稀で、高円寺界隈で1軒見かけたのみ。鯉のぼりはちらほら見かける。「なみのゆ」の煙突に吊るされて泳いでいる姿を撮影。端午の節句といえば菖蒲だけれど、阿佐ヶ谷神明宮に杜若を見に行ったので、これを掲載。

雪の朝

 思いがけない量の降雪があった東京。その翌朝は路面が凍結して、危なっかしい足取りの人が多かった。車も滑るのを警戒して、徐行するしかないのだった。