キジバトのカップル

 ふと窓の外を見ると、隣家のテレビアンテナに鳥が止まっていた。キジバトだ!しかもつがいで。さほど珍しいというほどでもないけれど、羽根の流れと色が好きだ。ぽっちゃりしているのも愛嬌がある。しばらくアンテナの上で羽根づくろいをしていたが、やがて仲良く飛び去った。E-M1 MarkⅢで撮影。厚い雲のせいで、白抜きのような画像になってしまった。

神明宮の杜若

 カキツバタが見たくなって調べてみると、東京では石神井公園の三宝寺池や水元公園が筆頭らしい。あるいは国宝「燕子花図屏風」と庭園の杜若のコラボで有名な根津美術館とか(ただし、こちらは11日まで休園中)。近場で杉並区の阿佐ヶ谷神明宮にもあると知って訪れたのは去年の話で、この時はすでに花が終わっていた。今年こそは逃すまいと思い、連休明けに参拝してみた。幸いなるかな、杜若の花弁を拝見することができた。しかし、まだ走りといったところ。もう少しで咲き乱れる姿が見られそう。

東京に雪

 東京は午後から雨が降り始め、ぐっと気温が下がるにつれて、雨は雪に変わった。調布あたりでは午後2時すぎには結構な勢いで降っていたらしい。杉並区内でも午後3時頃には雪模様に。積もるほどではないようだが、ひさびさの雪景色というのでカメラを持ち出した。今回はOlympus E-1にレンズはZD12-60mm F2.8-4.0という組み合わせ。防塵防滴で雪には強いDSLRだ。

初日の出

 謹賀新年。好天気に恵まれたので初日の出を撮ってみた。東京の日の出は6時51分。群青色から徐々にオレンジ色に染まっていく地平線近くの空。もちろん地平線は見えずビル群が形づくるスカイラインなのだが。コロナ感染爆発が危惧される東京。せめて正月くらいはのんびりしたい。

十三夜の月

 中秋の名月を仰ぎ見た十五夜。それと対をなすのが十三夜で、合わせて「二夜の月」と呼ぶのだという。十三夜は別名「栗名月」といい、どちらか一方の月のみを見ることを「片見月」と呼び、縁起が悪いのだとか。これは新知識だった。晴れ渡った一日で、夕方には新宿の高層ビル群の上に十三夜の月が輝いた。今回はE-M1 MarkⅢと40-150mm F2.8にテレコンをつけて撮影。前回同様、多重露出も実行。