秋は夕暮

 夜明け頃に目が覚めて、日の出がきれいだなと思い撮影。なかなかこの時間には起きないのだけれど。これとは別の日に、日没が美しいと感じてカメラを持ち出してみた。「秋は夕暮。夕日のさして山の端いと近うなりたる・・・」と枕草子にもある通りに秋の夕暮れは何ともいえない。山とはいかなかったが、ビルの端に沈む夕日を撮影。

ピンクライトアップ

 気がつくと都庁のライトアップがピンクに。毎年10月は「乳がん月間」ということで、乳がん早期発見のシンボルである「ピンクリボン」にちなみ、キャンペーン期間中都庁ほかの施設で、ライトアップするのだという。21日までというから明日限りで見納め。

中秋の名月

 今宵の空には中秋の名月がぽかりと浮かんだ。東京は朝方小雨が降って心配されたが、昼過ぎから次第に天気が回復。午後7時半頃にはビル群の上に、ちょっと黄色い月が輝いた。ビルの夜景と月を同一フレームに入れると露出が難しい。夜景に合わせると、月が露出オーバーになる。月に合わせると夜景が沈む。というわけで、多重露出で撮影。機材はOLYMPUS E-5で、レンズはZD 50-200mmをひさびさに持ち出した。満月をファインダーで確認しながら撮影するには、EVFより光学ファインダーの方がやりやすい。

レインボーカラー

 「東京アラート」は、ビジュアル的にインパクトがあったものの、都民の行動にあまり変化があったようにも思えないまま解除に至った。そして、ふと気づくと夜空にはレインボーカラーにライトアップされた都庁が。美しいとは思うのだけれど、それに幻惑されて油断しないようにしたい。2日連続で40人台の感染者が確認されているのだから。PCR検査数、陽性率とも意図的に操作されているような気がしてならない。

コロナ時代のアラート

 緊急事態宣言が解除された東京だけれど、一旦減少していたコロナウイルス感染者がじわじわ増加。ついには28名を数えるまでになって、ついに都は「東京アラート」を発動。都民に対して強く警告の意を示したのだった。われわれの視覚に訴える形で、都庁とレインボーブリッジが赤く染まった。アラート発動の基準は、①直近1週間平均の1日当たりの新規感染者数が20人以上②感染経路不明者の割合が50%以上③週単位の感染者数が増加――の3つの指標のいずれかに当てはまった場合で、病床の余裕なども勘案して考えるということのようだ。コロナの終息はいまだ見えない。何とかこのまま収まって欲しいが・・・。