さる庭先のアメリカデイゴの木が、赤い実をつけて樹勢を伸ばしている。それがこの時期になると、一斉に葉と実を落として道端が真っ赤に染まるのだった。その有様は一種禍々しいとさえ言えるかも知れない。何だか、血塗られた絨毯を想像してしまうからだ。横溝正史の小説に出て来そうな花ではある。
時の流れそのままに
さる庭先のアメリカデイゴの木が、赤い実をつけて樹勢を伸ばしている。それがこの時期になると、一斉に葉と実を落として道端が真っ赤に染まるのだった。その有様は一種禍々しいとさえ言えるかも知れない。何だか、血塗られた絨毯を想像してしまうからだ。横溝正史の小説に出て来そうな花ではある。