「神保町さくらみちフェスティバル」と銘打って、春の古本まつりをやるという。桜の開花宣言も出たことだし、様子見がてら出かけてみた。半蔵門線の専修大側の出口から地上に出て、歩道に出張っているワゴンを覗きながら歩いて行く。一々チェックしていると相当の時間を要する。神保町交差点では、甘酒のお接待に預かってしばし休憩。駿河台下交差点近くにある讃岐うどんの「丸香」で昼食と考えて行ってみると、長い行列だった。土曜の午後とあって30人くらい並んでいる。まあ、せっかく来たので最後尾についた。上から桜の花が房ごと落ちて頭に当たるのが何とものどかというしかない。半時間くらいで入店、店内は撮影禁止である。かけうどんと上天を注文して頂く。いりこでとった出汁は確かにうまい。コシのきいた麺も申し分ない。古書店街に戻ってゆるゆると九段下の桜並木を目指して歩いた。