渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「永遠のソール・ライター」展に行ってきた。時期が時期だけにちょっと心配だったが、3月8日で終了なので。見逃したらもう見れないかも、という思い。渋谷駅のハチ公口を出ると、青ガエルが。引退した東急東横線5000系電車で、長い間渋谷駅のシンボルだったが、この5月に秋田大館に移設されるという。道玄坂を上って会場へ。平日午後だがそこそこ入場者がいる。書籍で見るのと実際のプリントを見るのとでは印象も違う。本に収めきれない写真も多数あることだし。ライターが日本の名刺サイズくらいの大きさにプリントして、日々眺めていたというスニペットが印象的。フィルムを直接焼き付けたコンタクト・シートも圧巻。写真とは別に絵画も展示。これもよかった。写真家の仕事場の雰囲気がよく分かるスライド投影にしばし見入る。出口付近にアトリエの壁の再現があって、これは撮影可。心にソール・ライターのイメージを焼き付けて会場を出た。