木星と土星の大接近

 木星と土星が400年ぶりの大接近だという。メディアも騒いでるくらいなのでちょっと煽られてしまった。仕舞い込んでいた天体望遠鏡を組み立て、17時過ぎにセッティング。ターゲットは南西の空だ。21日は木星と土星が肉眼で明らかに分かったが、22日になると土星が見えにくい。しかし、望遠鏡で覗くと美しく見えた。土星の環が明らかに分かる。同視野内に木星、土星が同居しているのは圧巻。それぞれの衛星も確認。すっかり興奮してしまった。実はオルソ6mmのアイピースがどうしても見つからず、やむなくケルナーの22mmを使ったのだ。対物レンズの焦点距離は750mmなので、僅か34倍でしかない。不安だったのだが、十分楽しめた。それにしても、オルソが使えていれば125倍だから木星の縞模様もきれいに見えたに違いない。ちょっと残念。せっかくの機会なのでE-M1 MarkⅢに40-150mmをつけて撮影。1.4倍テレコンの効果で合成焦点距離210mmということは35ミリ換算で420mmになるのだが、さすがに土星の環までは分離できなかった。ついでに月齢7.4の月を撮影。これも美しかった。

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